親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年、慶讃法要  団体参拝のお知らせ

二〇二三(令和五)年にお迎えいたします親鸞聖人御誕生八五〇年・立教開宗八〇〇年慶讃法要(きょうさんほうよう)は、「親鸞聖人のご誕生を祝い、『立教開宗』に感謝する」法要です。自然寺が所属する東京教区相模組(とうきょうきょうく さがみそ)では四月二十八日(金)に京都・西本願寺へ参拝させていただきます。

親鸞聖人は一一七三(承安三)年に京都日野の里でお生まれになり、九歳で出家得度されました。その後、比叡山で学問修行に励まれました二十九歳の時、師である源空(法然)聖人のお導きによって阿弥陀如来の本願に出遇い「南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)」という念仏の教えに帰依する身となられました。三十五歳の時、念仏弾圧により越後に流罪となった後、関東に移って念仏の教えを弘められ、晩年は『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』等多くの著述に力を注がれ、九十歳で京都にて往生されました。

親鸞聖人の生きられた鎌倉時代は平均寿命が二十四歳ほどであったとされています。生まれてすぐ亡くなったり、戦乱・飢饉によって亡くなってしまう人々が大変多い時代でした。その時代に九十年のご生涯とは、とんでもない長寿であったと言えます。毎月の法話会でお勤めする正信偈に続く「弥陀成仏のこのかたはー」という和讃も八十歳を過ぎたころの作が多く、晩年に至りますますお念仏をよろこばれ、五百首以上の和讃を残してくださいました。そのお陰で、現代を生きる私たちはお念仏に出遇えたよろこびを、様々な表現をもって味わうことが出来るのです。

ご一緒にこのご勝縁をよろこび、本山へご参拝させていただきましょう。

日程:令和五年四月二十八日(金)
参拝懇志:五千円(昼食込み)

 十一時 西本願寺集合  昼食
 十二時~ 国宝 書院・飛雲閣拝観(通常非公開)
 十三時半 再集合 記念写真撮影  
 十四時   法要参拝
 十六時前 解散
 (現地集合・現地解散となります)

前泊をご希望の方は 京都東急ホテルを若干数ご用意しておりますのでお寺までご連絡ください。

一室二名 お一人一万円(朝食付き)