秋のお彼岸法要をお勤めします。

お盆が終わったと思ったらもうお彼岸です。

九月の秋分の日をはさんで前後の三日間・計七日間をお彼岸と言います。古いインドの言葉でパーラミータという言葉に漢字をあてて「到彼岸」と訳されました。浄土真宗では、お聴聞を通して阿弥陀さまの摂取不捨(摂め取って捨てず)のおはたらきを喜び、そのお徳を讃嘆(さんだん)しますから、彼岸法要は別名「讃仏会」と親しまれます。

以前このような詩を拝見しました。

 「叱られた、ご恩忘れず、墓参り」

お念仏は、すべてを平等に包み取ってくださる阿弥陀さまのお慈悲の心です。そのお慈悲の中で振り返ってみれば、大切な方が私を思って「叱ってくださった」ことのご恩に気づかせていただき、お礼を申す期間にいたしましょう。

自然寺では九月二十五日(日)午後二時から秋のお彼岸法要をお勤めします。本年は、ご講師に兵庫県から中山裕介(なかやまゆうすけ)師をお迎えしてご法話をいただきます。

おはぎをご用意してお待ちしております。

ご参拝くださる方はお寺にご連絡ください。

秋のお彼岸法要