自然寺の報恩講、開催いたしました。

12月8日(日)午後2時から、自然寺の報恩講でした。本年は兵庫県神戸市より橋本博水(はしもと はくすい)師をご講師にお招きしご法話をいただきました。

法要の後は恒例の忘年会を開催いたしました。前日より世話人さまがお料理の仕込みに来てくださり、当日も午前中から集まって幕張や境内の掃除等様々にご準備くださりとっ ても有難い一日となりました。

老若男女が一堂に会し、美味しいお料理をいただきながら過ごす時間は何にも代えがたい貴重な体験です。生まれた場所も経験したことも、何もかも違う者同士がたった一つ「なもあみだぶつ」で繋がってゆける世界がお寺であると改めて感じさせて頂きました。もしお子さんやお孫さんがありましたら是非ご一緒にお参りください。

以前「お寺は年を取ってから行くところ」と言われたことがありますが、私はそうは思いません。祖父母や親に手を引かれて最初は嫌々だったかもしれないお寺参りが、いつの間にか気になる場所になってゆくのだと思います。

阿弥陀さまの「お育て」とは絶え間なく、あらゆるカタチ(縁)となって私に届いてくださるのだと思うのです。

総代さま・世話人さまはじめ、ご参詣いただいた皆さまで作り上げてゆく法要にポンコツ住職坊守は心が震えました。あらためまして有難うございました。

来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

自然寺の報恩講