お念珠
念珠の起源
今回は「お念珠」(おねんじゅ)について触れたいと思います。一般的には数珠(じゅず)と呼ばれることの方が多いと思ますが、浄土真宗では念珠(ねんじゅ)と呼びます。お釈迦様がムクロジの実を108つ繋いで仏の名を念じることを説いたことが起源とされています。

本願寺派において、規定はないようです
「お寺にお参りの際にはお念珠をお持ちください」と寺報などでお伝えしておりますが、

どこで求めたら良いですか?

どのような材質が良いのですか?

正式な房は?
などなど様々なご質問をいただきます。
本願寺派において、門信徒の念珠に玉の数や材質、房の規定は無いようです。一般的には男性は一連で紐房(ひもふさ)、女性は一連で切房(きりふさ)か紐房となっています。いずれも材質に決まりはありません。木の実や石などが使用されています。
ご相談いただければ、編み直します
仏具店よりも念珠店に行けば種類も豊富で金額も数千円から数十万円と材質によって大きな幅があります。…が、まずは身近な方が使われていたお念珠を探してみましょう。紐や房は古くなっていても構いません。お寺にご相談いただければカラフルな紐房にて(住職が)編み直します。
アクセサリーパーツも可能です
また、アクセサリーのパーツとして販売されているものをお持ちいただければお念珠に仕上げることも可能です。紐の代金千円程度でオリジナル念珠を作ってみてはいかがでしょう?